読んでいただいている間に壁紙が読み込まれています。  文字をマウスでドラッグすると、見えやすくなります。


「チベット→ネパール」自転車紀行
vol.14



ナマステ!ネパール

[9月7日 ニャラム(3830m)→ザムー(2300m) →コダリ(1770m) 晴れ/ホテル泊]

 国境を越えて一番最初にすることは何だかわかるだろうか。それは、挨拶の言葉を覚え直すことだ。
 いままで、こんにちはを「タシデレー(チベット語)」といっていたのを、「ナマステー(ネパール語)」に変えるのだ。ほんの数分前チベットの言葉を話していたのに、今からは新しいネパール後を話さなければならないのだ。

話すと言っても最初は、

 「ナマステー(こんにちは、こんばんは等)」
 「ダンニャバード(ありがとう)」などの挨拶から始まり、

数字
 エク(1)
 ドゥイ(2)
 ティン(3)
 チャール(4)
 パーチ(5)
  ・
  ・

その他、
 ヨ・ケ・ホ(これはいくらですか?)

 ヒサッブ・ディノス(お勘定!)

 等々、少しずつ会話の中に入れて語彙を増やしていく。だが、あまり上手に質問しても、返ってきた答えが聞き取れないので結局また英語で聞き直すということが多く、ストレートにうまく会話ができるまではなかなか大変な努力と時間が必要だ。
 でもそんななか、こんなおもしろい会話があった。

 ネパールでの入国審査はすごく和やかな雰囲気で始まり。入国審査官はその辺を歩いているおじさんとあまり変わりがなく、親しみやすい表情をしている。

俺   「ナマステー(ネパール語)」
審査官「ナマステー、Show me your pasport.(パスポートを見せてください。)」
俺   「Here it is.(はいどうぞ。)」
審査官「Are you Japanese? (君は日本人か?)」
俺   「Ya.(そうだよ。)」
審査官「You look like Nepaly.(ネパール人かと思った。)」
俺   「ダンニャバード。(ありがとう。)」

と、二人とも笑顔で、すごく良い気持ちがよい。

 中国出国の時の人民軍の兵隊のような格好をした(実際そうかもしれないが...)審査官とは天と地ほどの開きがある。このような差がお国柄を象徴していると言っていいだろう。



壁紙アップ


Copyright © 1997 Kisen Katsukawa/勝川 喜仙