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「チベット→ネパール」自転車紀行
vol.15



ボーダーを越えるとそこはインド文化圏!

[9月8日 コダリ(1770m)→ドラルガート(540m) 晴れ/ホテル泊]

 ボーダーを超えればすぐそこはインド文化圏だ。目鼻立ちのすっきりしたいわゆるアーリア系(インド人)のなんと多いことか。それまで会ってきた中国の漢族は日本人と結構似ているし、チベット人も日本人と同じモンゴル系である。どちらかと言えば、チベット人のほうが中国人よりも日本人に似ていると言っていいぐらいだ。

 民家の壁などの色彩も原色が多用され、中国側の白っぼいの塗り壁とは対照的だ。バスなどは日本のトラック野郎よろしく、派手な神様の絵と色とりどりの電球で飾り付けられている。
 中国側は、どちらかというとのんびりとしていて静かで、退廃的である。対してネパール側は、町に音楽や騒音が溢れ、活気がある。国境を越えるだけでこんなにも変わるもなのだろうか。

 走りながらいくかの村を通り過ぎるのだが、今日に限って、女性はみな真っ赤なサリーを身にまとい、川辺の一所に集まっていく。
 おそらく神のまつってある所に集まり、沐浴して心身を清めるのだろう。英語の話せるネパール人から聞いたところ、今日は丁度「ハリターリカ」というお祭りで、国民的な祝日らしい。
 村に入る度に、真っ赤なサリーで着飾り、美しく化粧したネパール美人を見ることが出来るのはすごくラッキーなことだ。



ネパールの子供達
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Copyright © 1997 Kisen Katsukawa/勝川 喜仙